NPOアジア太平洋こども会議・イン福岡 理事長 ごあいさつ

NPOアジア太平洋こども会議・イン福岡
理事長 麻生 泰
Yutaka Aso
Chairperson
The Asian-Pacific Children’s Convention
in FUKUOKA

毎年7月、福岡にはアジア太平洋の各地から200数十名以上の11歳の子ども達が集います。日本から遠く離れたツバルやトンガといった太平洋上の島国や、パキスタンやスリランカ、ブータンといった南アジアなどからも、それぞれの地域を代表してやってくる“こども大使”たち。多国籍の子ども達がここ福岡で出逢い、言葉や文化の壁を乗り越えてお互いに心を通わせ合いながら、たった2週間ほどの間に深い友情の絆で結ばれていきます。

違いを超えて相手を思いやる気持ちをもち、地球市民として共に歩んでいこうというグローバルな視野をもったこども大使達は、アジア太平洋各地に戻った後も“架け橋(BRIDGE)”となってつながり合い、福岡で培ったOMOIYARIの輪を広げ、真の世界平和に貢献していきます。

平成元年から始まった、この子ども達による国際交流の営みが、平成30年7月、30周年を迎えることとなりました。

これまで福岡にやってきた1万人に迫るこども大使たち、福岡で彼等を家族の一員として温かく受入れた6000家庭にのぼるホストファミリー、物心両面から事業を支える8千名以上の市民ボランティアや支援企業・団体など、福岡で当事業に関わったすべての人たちの心の中には、違いを理解し尊重するOMOIYARIの心がしっかりと根付いています。

世界では文化や宗教に根ざした根本的な考え方や価値観の違いから、悲劇的な争いや紛争が絶えません。だからこそ、私たちは思いやりの心溢れるこの事業をこれからもずっと、続けていきたいと考えています。

福岡で生まれ、アジア太平洋の広範な地域に広がりを見せてきたこの事業が30年の大きな節目を迎えます。確実な実りを実感できるまでになってきた今、私たちはこの取り組みの意義と成果を、ここ福岡から全国に、そして世界へと発信して参りたいと存じます。

APCC 30周年実行委員長 ごあいさつ

APCC 30周年実行委員長
岩本 仁
Hitoshi Iwamoto
APCC 30th Anniversary Executive Director

1989年に始まったアジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)は、今年で30周年を迎えます。APCCの原点は「こども達の友情がいつかは大人の友情に、ひいては、それが国と国とをつなぐ友情になり、世界平和へとつながっていく」との願いにあります。

30年を経て、子ども達が成長し、青年、大人になって出会う時、さらに友情を深め合って欲しいと考え、30周年のテーマを「To Be Connected」としました。この記念すべき節目が、これまでAPCCに関わり、支えてきて下さった皆さんにとって、当時の思い出を振り返り、旧友との再会や新たな出会いを通じて、繋がり合える場となるよう願っています。

今では、世界各国に文化・世代を超えた10,000人を超えるAPCCの同窓生がいます。その一人一人を繋ぐ地球市民ネットワークはAPCCのかけがえのない財産です。優秀で情熱ある同窓生たちはAPCCの支援者・支援企業を強く惹きつける存在であり、日本の青少年たちのロールモデルともなっています。

この夏、世界中のAPCCの同窓生たちが再び福岡に集い、30周年を一緒にお祝いできれば幸いです。30周年の記念事業が、単に昔を懐かしむためだけのイベントではなく、APCCが今後大きく飛躍していくための原動力となるよう尽力してまいります。

皆さんとまた福岡で再会できるのを楽しみにしています。

Greetings from the APCC's 30th Anniversary Executive Director

In 1989, APCC was started with the hope of fostering friendships that would grow from childhood into adulthood, bridging one country to another on a path toward world peace.

After 30 years continuing the programs, former Junior Ambassadors have grown up into adults. I decided that the 30th APCC Anniversary theme should be “To Be Connected,” with the hope that this occasion would bring everyone together once again and help deepen our global friendships. I hope this grand event will become a chance to refresh our memories, reunite with old friends and connect with new APCC friends.

We have over 10,000 alumni representing many countries, cultures, and age groups—everyone makes our network of global citizens extremely special.I strongly hope that all the alumni of the APCC come back to celebrate the 30th APCC together and enjoy all the wonders of Fukuoka again. The talented and committed alumni continue to make a strong impact with our supporters and serve as role models for Japanese youths.

The 30thanniversary is not an occasion for nostalgia; rather, it will be an engine that re-energizes our drive to continue to make APCC bigger and better, beyond 2018.

See you all in Fukuoka! We are waiting for your return to your second home.